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管理人WalletLaboでございます。

さて!

皆さんはキョンという動物をご存じでしょうか?

キョン(Reeves's muntjac)

上の写真が、シカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種、キョンの画像になります。

恥ずかしながら・・・ワタクシはキョンを知りませんでした。。。

非常に可愛らしい外見なのですが、実は・・・キョンは動物園等から逃げ出した個体のキョンが野生化し、分布を広げ、イネやトマト、カキ、ミカン、スイカといった農作物被害が発生しており、外来種問題となっているそうなのです。

近年では、民家の庭にまで侵入し、樹木や花を食べ漁ったりする等、害獣とまで呼ばれているとの事。

それ故、野生のキョンの駆除が行われてきたのですが、この度、キョンの革を使ったペンケースや名刺入れ、ブレスレットといった革小物の製作を開始したそうなのです。

こちらで、キョンの皮を使って作られた革小物の記事をシェア、ご紹介したく思います。

害獣・キョンの皮革を活用

キョン(Reeves's muntjac)

千葉県柏市の教育関連団体が、キョンの革製品やブレスレットの販売に乗り出した。

キョンの皮を買い取ることで狩猟者を支え、子どもが獣害や狩猟に関心を持つきっかけにしたい考えだ。

キョンとは

キョンは、中国南東部や台湾に分布するシカ科の哺乳類。

千葉県では、勝浦市にあった観光施設へ持ち込まれたが、逃げ出した個体が野生化。

在来種の生態系への脅威となっているため特定外来生物に指定されている。

農作物への食害も報告されている。

千葉県内での生息地域の拡大に伴い、キョンの捕獲数は年々増加。

千葉県によると2000年度は全県で28頭、19年度は勝浦やいすみ、鴨川の各市を中心に5008頭を捕獲した。

キョンの皮を使ったペンケースや名刺入れ

そこで、子どもや大人向けの科学教育を手掛ける柏市の「サイエンスエデュケーションラボ」が、千葉県内で捕獲された有害獣の皮や骨格を、小物や教材として活用する地産地消を考案した。

ラボは、東京大学柏キャンパスの教育サークルを前身に持つ。勝浦や館山、印西の各市などの狩猟者からキョンを中心に原皮などを購入。

キョンの皮は6月までに108枚を集めた。

皮は兵庫県の業者でなめし、福井県の工房で製品化する。

4月からキョン革のペンケースを2980円から、名刺入れを1万3200円で販売する。

キョンなどの革のブレスレットを付録とした、動物の体の構造などを解説する同ラボ監修の本も発売した。

同ラボの宮本千尋さん(29)は「子どもに無駄なく活用する大切さに気付いてほしい。獣害にも目を向けてもらいたい」と話す。

セーム革(鹿革)

私も知らなかったのですが・・・

鹿革(セーム革)の中に、キョンセームという、キョンを使ったレザーが有り、きめがとても細かい事で、鹿革(セーム革)の中でも最高級レザーとして扱われているそうです。

駆除されたキョンの革で作られた革小物、一度見てみたいなと思っています。