ココマイスターの長財布・オークバークブリストル

COCOMEISTERココマイスターで使用されている革素材、オークバークの紹介です。

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皮革文化の国、イギリスで紀元前に誕生したという歴史を誇るオークバーク。

ですが、その余りにもアナログな製法の為、21世紀の現代には絶滅寸前となっていました。

それを蘇らせたのが、ココマイスターになります。

その功績により、ココマイスターのオークバークの財布は、英国王族に献呈されています。

こちらでオークバークの魅力について、詳しく解説したく思います。

ザオークバークデヴァステーション




オークバークとは?

オークバークブリストルとオークバークパッチウェイ

オークバークとは、イギリスに紀元前から伝わる製法を下に、オーク(樹木)のみでなめされた革になります。
 

オークバークと鉄の掟

オークバークウェスターリー(ココマイスターの長財布)とオークバークパッチウェイ(ココマイスターの小銭入れ)

オークバークは、薬品を一切使用せずに、オークの木だけを使用し鞣されますが、その際、英国で定められた鉄の掟が存在していました。
 
それは、「365日と1日」かけて革を鞣すというもの。

オークの木の保護の為、過剰な伐採を防ぐ為と言い伝えられておりますが、この鉄の掟が定められた当時、掟破りをした職人は、罰として手首を切り落とされたそうです。

現代に生きる私たちから考えると、時代を感じる余りにも厳しい罰に思いますが、これも全て、オークバークへの情熱、敬意の現れによるもの・・・。

そして、この様な掟や職人魂、職人の矜持の積み重ねこそが、世界に誇るイギリスの皮革文化を育んだとも言えます。

現在、このいささか厳しすぎる罰こそは受け継がれていませんが、最高品質の革をいつまでも守り続けたいという想いから「365日と1日」をかけてなめすという事だけは継承されています。

イギリス王族に献呈されたココマイスターのオークバーク

英国が紀元前より守り続けているオークバークを使用しているココマイスターのオークバークシリーズは、イギリス王族に献呈されるという栄誉を担っています。

イギリスの第2代ケント公爵エドワード王子へ、最も芸術的な革製品として、ココマイスターのオークバークを使用した長財布、オークバークブリストルが献呈されたのです。

ケント公爵は、自らココマイスターの革製品を手にし、そして英国で生まれた革が、日本という離れた地で生産され、そして今こうして手元に有るという事にとても感動なさったとの事です。

オークバークの経年変化

 
オークバークウェスターリー(ココマイスターの長財布)

私見ですが、オークバークのもともとの表情は、天然皮革ならではのワイルドな表情・・・というよりは、わび・さびと言った感じのレザーに思います。

かなり渋いレザーになります。

そして、エイジングは、オークバークの銀面(革の表面)に浮かび上がったロウが革になじみ、光沢感が増していくのに加え、色味は深くなり、ヴィンテージ感のある風合いへと変化していきます。

管理人注:後述しますが、オークバークの経年変化はメチャメチャ美しいです。

オークバークはココマイスターが蘇らせた革

 
オークバークウェスターリー(ココマイスターの長財布)の内装

オークバークは、前述のとおり、オークの木だけを使用して鞣す、且つ365日と1日を費やしてという、アナログで効率の悪い製法のため、コストが高くなってしまい、絶滅寸前のレザーでした。

ココマイスターでは、その絶滅寸前のオークバークを採用し、なんと!世界で初めてオークバークで財布などの革小物を仕立てました。
 
それ故、大変に珍しい革になります。

オークバークのエイジングはとっても美しい!

~管理人より心よりのお詫び~

管理人は以前、初めてオークバークシリーズを目にした時、その渋さにばかり目が行ってしまい、以下の様にコメントをしました。

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私見ですが、オークバークはかなり個性が強い・・・というよりも、前述のとおり侘寂感が強いレザーです。時々、靴で見かける事の有るオークバークですが、靴ですと派手な革という印象ですが、財布になると、侘寂、相当渋いレザーという印象です。始めて本革製品を購入する、始めて天然皮革を使うというのであれば、個人的には、レザーの魅力が明るくはっきりとしている革、例えばマルティーニやマットーネ、ブライドルレザーの方をお勧めします。

こちら、自分の見る目のなさをお詫びしつつ、訂正いたします。

エイジングしたオークバークは、文字通り垢抜けたという印象で、とても美しいです!

ココマイスターの社員さんのHさんと、愛用のオークバーク ウェスターリー

上の写真は、ココマイスターの社員さんがプライベートで愛用なさっているオークバーク ウェスターリーですが、私が申し添える事は何もないかと・・・写真でその美しさが十分伝わるかと思います。

ブルームの取れたオークバークのエイジングの美しさを想像できなかった自分の至らなさを猛省しつつ、改めて革の経年変化には驚かされました。

ココマイスターのオークバーク、メチャメチャお勧めの逸品です!

オークバークの財布

ココマイスターのオークバークの製品をご紹介します。

オークバークブリストル

オークバークブリストル・ココマイスターの長財布

オークバークブリストルは、ラウンドタイプの長財布になります。

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前述の通り、イギリスの第2代ケント公爵エドワード王子へ献呈されたのが、このオークバークブリストルになります。

オークバークウェスターリー

オークバークウェスターリー・ココマイスターの長財布

オークバークウェスターリーは、スタイリッシュな長財布になります。

オークバークバットクーム

オークバークバットクーム・ココマイスターの二つ折り財布

オークバークバットクームは二つ折り財布になります。

オークバークパッチウェイ

オークバークパッチウェイ・ココマイスターの小銭入れ

オークバークパッチウェイは、小銭入れになります。

オークバークマークスベリー

オークバークマークスベリー・ココマイスターの名刺入れ

オークバークマークスベリーは、名刺入れになります。

オークバークのカラーバリエーション

ココマイスターのオークバークのカラーバリエーションは、イングリッシュオークとオイルブラウンの2種類になります。

イングリッシュオーク

オークバークブリストル・ココマイスターの長財布

オークバークのイングリッシュオークになります。

オーク(樹木)から染み出た色で、オークバークならではの色合いとなっています。

オイルブラウン

オークバークブリストル(ココマイスターの長財布)

オークバークのオイルブラウンになります。

オイルを含ませる事で、色味が濃くなっています。

【ザオークバークシリーズ】オークバークの編み込みタイプ

ココマイスターのザオークバークシリーズ

ココマイスターでは、オークバークを編み込みで仕上げたザオークバークシリーズが登場しています。

ココマイスターのザオークバークシリーズ

ザオークバークシリーズについて、詳しくはこちら⇒ザオークバークシリーズ

オークバークの価格

ココマイスターのオークバーク素材の値段です。

長財布 70,000円~
二つ折り財布 52,000円
小銭入れ 32,000円
キーケース 30,000円
名刺入れ 26,000円

※価格は時々変わる事が有るので、公式サイトでご確認ください。

ココマイスターの製品を、ココマイスターの社員さんと共に掘り下げて解説しているページはこちら⇒⇒⇒ココマイスターの財布と名刺入れ、カバンをココマイスターの社員さんと共に徹底解説!

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