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財布人気ランキング.comの管理人WalletLaboです。
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今回は、イギリスの名門タンナー・セジュウィック社のブライドルレザーを使用している日本の財布ブランド2社、COCOMEISTERとGLENCHECKをご紹介します。
セジュウィック
セジュウィック社は、イギリス・バーミンガム近郊の名門タンナーになります。(カタカナ表記では、セドウィックと記載される事も有りますが、セジュウィックの方がよりネイティブに近い様に思いますので、当サイトではセジュウィックで統一しています。)
セジュウィック社の創業は1906年、一世紀以上の歴史を誇る老舗タンナーになります。
イギリスの皮革文化
ブライドルレザーの『ブライドル』は、『馬具』を意味します。
馬術が文化として繁栄していたイギリスでは、手綱等の馬具として使用に耐えうる丈夫な革を必要としていました。
そして、牛革をロウに漬けて強度を増し、馬具として使う為に生み出されたのがブライドルレザーになります。
上の写真は、ココマイスターのブライドルレザーを使用した長財布『ブライドル グランドウォレット』になります。
財布の表面(銀面)に白い粉の様なモノが浮き出ているのがお解り頂けるかと思います。
この白い粉の様なモノはブルームと言います。
このブルームはロウ漬けにした際の『ロウ』で有り、これこそがブライドルレザーの証になります。
このロウは、毎日使う事、毎日手に触れる事でやがて自然に取れていくのですが、このロウが取れた際に初めて顔を出す素顔は、ロウが馴染んだ艶やかの表情で有り、革の経年変化も堪能出来る素材となっています。
イギリスの馬術と皮革文化が生み出したブライドルレザーは、頑丈で耐久性抜群、そしてエイジングも楽しめるので、非常に人気の高い素材になります。
ココマイスターのブライドルレザー
上の写真は、COCOMEISTERのブライドルレザーを使用した長財布、『ブライドル クランドウォレット』になります。
ココマイスターで使用しているブライドルレザーは勿論、セジュウィックのブライドルレザーになります。
ココマイスターでは、ブライドルレザーを使用した財布(長財布、二つ折り財布、小銭入れ)の他、名刺入れ、キーケース、ビジネスバッグ等、様々な製品を展開しています。
ココマイスターについて、更に詳しくはこちら⇒ココマイスターの社員が語る財布の見方
グレンチェック(GLENCHECK)
上の写真は、GLENCHECKのブライドルレザー二つ折り財布になります。
グレンチェック(GLENCHECK)で使用しているブライドルレザーも勿論、セジュウィックのブライドルレザーになります。
グレンチェック(GLENCHECK)では、セジュウィックのブライドルレザーを輸入し、そしてそれを人件費の安い中国で製品化する事で、値段を抑えているのが特徴になります。
また、グレンチェック(GLENCHECK)の財布は名入れ無料ですので、自分だけの一品を持つ事が出来ます。
グレンチェック(GLENCHECK)について、更に詳しくはこちら⇒グレンチェック(GLENCHECK)
セジュウィック社のブライドルレザーに関しての私見

イギリスの老舗名門タンナー・セジュウィックのブライドルレザーを使用している日本のブランドとし、ココマイスターとグレンチェックをご紹介しました。
セジュウィックは創業時より馬具用の革も作り続けており、イギリスの皮革文化の伝統を背負ったタンナーと言えます。
そんなセジュウィック社のブライドルレザーは、何と言っても丈夫で頑丈!
耐久性抜群で有り、お手入れも非常に楽な革になります。
初めて本革製品を使うという方にもお勧めの逸品です。