皆さん、こんにちは!

財布人気ランキングをご訪問下さり、有難うございます。

管理人WalletLaboでございます。

さて!

地球温暖化に伴い、環境問題が叫ばれる昨今。

動物愛護に関しても同様で、アニマルウェルフェア=動物福祉が叫ばれています。

このアニマルウェルフェア(動物福祉)への共感が広がりを見せるなか、財布や名刺入れ、カバンといったいわゆる本革製品に関し、ヨーロッパでは動物の革では無く、植物性の素材で制作するメーカーが増えてきています。

そして、先日目にしたニュースでは、パイナップルの葉を代用したヴィーガンレザーを使用し、財布や名刺入れ、カバンを作る国内メーカーが登場したとの事。

実は!管理人WalletLaboは数年前より,パイナップルの葉を使用した繊維による衣料、服を着ていました。

自分が着ている服の素材を利用しての財布や名刺入れ、カバンという事で、ワタクシ、興味津々で読んでしまいました。

注目に値する内容かと思いますので、こちらでご紹介、シェアしたく思います。

以下、引用。

パイナップルの葉から作る皮革製品

環境負荷の低減やアニマルウェルフェア(動物福祉)への共感が広がりを見せるなか、動物由来の皮革製品を植物性に置き換える動きが出てきた。

LAERSTERENNラエステレン(岑山萌子代表)は2020年6月、国内で初めて、廃棄されるパイナップルの葉から作ったヴィーガンレザーを使ったカバンや名刺入れの製造・販売を始めた。

植物由来のレザーは、畜産業が及ぼす気候変動や動物虐待の緩和が期待できる。

環境と動物に配慮

若い世代を中心に日本でも環境負荷の低減やアニマルウェルフェアへの共感が広がりを見せる。

農林水産省は2020年3月31日に「食料・農業・農村基本計画」を改訂し、初めて植物性タンパクを用いる「代替肉」の研究開発を推進することや「アニマルウェルフェア」という言葉を明記した。

アニマルウェルフェアに基づく問題意識は、食品だけにとどまらず革製品などファッション業界にも及ぶ。

ヴィーガンレザー

欧州ではヴィーガンレザー(植物から作られ、革の代替とされる素材)の開発、商品化が行われてきた。

ヴィーガンレザーとしてイタリア発のアップルレザーやキノコを培養して作る「マッシュルームレザー」など様々な素材が生まれた。

Pinatex(ピニャテックス)

LAERSTERENNラエステレンは2020年6月、廃棄されるパイナップルの葉から作ったヴィーガンレザーのPinatexピニャテックスを使ったカバンや名刺入れを製造・販売を始めた。

ピニャテックスは、スペイン人のカルメン・ヒホサ氏が立ち上げた英国のスタートアップ企業、Ananas Anamアナナスアナムがパイナップルの葉の繊維で作るヴィーガンレザーだ。

H&Mも2019年4月にピニャテックスを用いた商品を販売するなど、すでにファッション業界で注目を集める存在だ。

日本でもヴィーガンレザーを

ラエステレンの岑山萌子代表は、3年前、妊娠に伴う体調の変化から排気ガスや化学物質のにおいで具合が悪くなった。

それ以来、バッグや財布に使われるクロムなめし(化学薬品を使った革のなめし方法)の革や、合成皮革などの素材のにおいにも苦手意識を持った。

同時に、ファッション産業の大量生産、大量破棄のサイクルや環境への影響にも問題意識があったので、天然素材の理想的なバッグを探すが国内で見つけられなかったという。

そこで出会ったのがピニャテックスだった。

廃棄されるパイナップルの葉を利用するため環境負荷も少なく、顔料もオーガニックを使う。

また、パイナップル農家にとっては葉も収入源になるという好循環を生み出す素材だという。

「世界では注目されていたが日本では見かけず、使ってみたいと思ったのがきっかけ」だと話す。

アニマルフリー素材の魅力とは何か。

岑山氏は「動物への配慮」と「環境への配慮」を挙げる。

「多くのファッションブランドは、動物の苦痛に配慮するとの観点から動物の毛皮を扱わなくなりました。革は食用肉の副産物という考えもありますが、動物の苦痛が伴うことには変わりはありません」

「もう1つは環境面ですが、現在、世界の畜産によるCO2排出が気候変動に影響することが指摘されています。特に、鞄や財布に使われる牛は、げっぷによって大量のメタンガスを排出するといいます」

岑山氏は、新しいトートバッグと財布の販売を計画している。

今後もトレンドを意識したサイクルの早いものづくりではなく、消費者の要望があったときや、自然にアイデアが湧いたら新しい商品を作る「ゆったりしたものづくり」を目指す。

消費者のアニマルウェルフェアや環境問題への関心が広がるなかで、ヴィーガン素材の需要拡大は期待できそうだ。

如何でしたでしょうか?

個人的に少し驚きだったのが、ラエステレンの岑山萌子代表が、クロムなめし(化学薬品を使った革のなめし方法)の革や、合成皮革などの素材の臭いにも苦手意識を持ったという点でして・・・。

実は、ウチの嫁さんも臭いに敏感で、いわゆる通常の洗剤を使って洗った服を着ると、鼻水が止まらなくなってしまうので、我が家では重曹を使って洗濯をしています。

ただ・・・私見ですが、パイナップルに関しても、森林を伐採してパイナップルを植えたり等、やはり何らかの人為的な手は入っていますし・・・。

パイナップルだって切られたら痛いでしょうし・・・。

ただ、環境問題や動物愛護の点で取り組むメーカーは増えている様で、私の知る範囲では、神戸ビーフの牛革で作った財布というのも登場しています。

動物愛護、動物福祉は勿論、大切にしなければならない問題ですし、特に!ワニ革等、希少価値が故に殺傷されるニュースを目にすると、いたたまれなくなりますし・・・。

とは言え、紀元前から人類が生み出してきた皮革文化も尊重されるべきかとは思うワタクシで・・・。

答えは出ない問題なのかもいれませんね。

しかし!いずれにせよ、日本にも登場したヴィーガンレザー、注目です!!