ココマイスター「ブライドルダレスバッグ」

COCOMEISTERココマイスターのカバン、ブライドルダレスバッグの御紹介です。

ココマイスターの公式サイト

ココマイスターのカバン「ブライドルダレスバッグ」

ココマイスターは、ヨーロッパの最上級の皮革を直輸入し、日本の熟練職人が全て手作業で縫製していブランドで、使っていて何より職人さんの掌が伝わってくる、心温まる極上のブランドです。

最近ではメディアで取り上げられる事も非常に多いので、ご存知の方も多い事でしょう。

ココマイスターは、メンズ財布が特に有名ですが、カバンも多数取り扱っています。

その中の一つ、ダレスバッグなのですが、アメリカのドラマなどで、お医者様が持ってそうなカバンですよね。

映画『三度目の殺人』で福山雅治氏が使用していた鞄

ココマイスターのダレスバッグは、2017年公開の映画、『三度目の殺人』（監督・是枝裕和、主演・福山雅治）に於いて、福山雅治さんが持っていた鞄になります。

因みにこの映画の中で、福山雅治さんはアルマーニのスーツに身を包み、ココマイスターのダレスバッグ、ココマイスターの財布と名刺入れを愛用する敏腕弁護士を演じていました。

参考⇒福山雅治主演映画「三度目の殺人」でココマイスターの革製品を使用！

ダレスバッグの名前の由来

マチ幅の広い口金式のブリーフケースの一つ「ダレスバッグ」、日本ではダレスバッグという名前でお馴染みですが、実はアメリカでは、携行品の多い医師が多用する事から「ドクターズバッグ（Medical bag）」、あるいは、多数の書類を持ち歩く弁護士が多用することから「ローヤーズバッグ（Lawyer’s bag）」と呼ばれています。

なぜ日本ではダレスバッグと呼ばれるようになったかなのですが、これは、アメリカのダレス特使が愛用していた事から、日本の鞄専門店が自社製品に「ダレスバッグ」という愛称を付けた事が由来となっています。（もしアメリカの特使が例えばココマイスター氏だったら・・・ココマイスターバッグになっていた可能性も？！）

カバンとして申し分の無い堅牢さのブライドルレザー

容量が大きいブリーフケース、ココマイスターの「ブライドルダレスバッグ」ですが、革の素材は「馬具」を意味するブライドルが由来の「ブライドルレザー」になります。

ブライドルレザーは、馬具（手綱等）で使用する為に、何より丈夫である必要が有りました。

その為、革をロウ漬けにし、堅牢さを増してあります。

馬具として耐えうる堅牢さのブライドルレザーですから、カバンの素材としても申し分なく、一生愛用し、更に子供や孫等、次世代でも使用できるであろう逸品となっています。

ブライドルレザーは、なんといっても、その堅牢さと美しい光沢が特徴です。イギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法で、革に何度もロウを塗りこむことで繊維を引き締めます。表面に白く浮き出ているのはロウで「ブルーム」と呼ばれており、ブライドルレザーの証でもあります。使用するうちに徐々にブルームが取れ、美しい光沢のある表情へ変化します。耐久性も素晴らしいですが、硬い革であるが為に縫製が難しく、１つの製品として出来上がるには、日本の熟練職人の技術が必要不可欠です。１９００年創業の英国名門タンナーによって生み出される極上レザー。完成までに約５か月を要する工程は、複雑で手間もかかる。まさに職人が生み出す、極上レザーです。

ブライドルレザーの特徴

白い粉が浮き出る不思議な皮革

ココマイスターのブライドルレザーは、ロウを丁寧に染み込ませている為、白い粉（ブルーム）が浮き出る場合がございます、これはブライドルレザーの特徴でもあります。繊維の細部にまで染み込ませたロウが表面に浮き上がっており、これをふき取ると何とも言えない深い光沢が生まれます。表面のロウは、季節によって見え方が異なることがあります。夏場は高温により固まりにくくなる反面、冬場は表面に白く浮き出やすいです。その全てはブライドルレザーならではの個性となります。

高級感漂う堅牢性

高級感とともに、堅牢さも感じられるブライドルレザーは、かつて英国で馬具などに使われていた皮革です。ロウを染み込ませ繊維間の強度を何倍にもしていきます。それにより、耐久性は素晴らしく、適切なお手入れと気遣いで、何十年もの使用にも耐えられる皮革となっています。

天然皮革を堪能できる素材

ココマイスターのブライドルレザーは、牛革の中でも最も硬いショルダー部分の皮革を使用しています。ショルダー部分は、比較的にバラ傷や色ムラ、血筋やトラ（シワ）などが多く含まれる部分でもあります。牛が生きていた頃についたキズやトラなど、上質な天然皮革ならではの表情を堪能できる仕上げになっているので、１枚１枚、個性的な表情を楽しむことができます。