皇室の方や米国ファーストレディー向けの商品の特別注文を受けている、文字通り知る人ぞ知るレザーブランドのNAGATANI。
当サイト、財布人気ランキング.comでも、これまでNAGATANIの財布をご紹介してきましたが、今尚、NAGATANI(ナガタニ)を知らないという方も多いのでは、と思います。
因みに、あまり積極的に宣伝をしていないNAGATANI(ナガタニ)・・・。
そんなNAGATANI(ナガタニ)のレザーグッツを、皆さんどの様にして知るのか社員さんに聞いてみた所・・・
この前、皇族の〇〇様が素敵なバッグを持っていらしたけど、どこのカバンかしら?
といった感じで調べてくるそうなのです。
そんな見る人が見ると解るレザーブランドのNAGATANI(ナガタニ)が、某見本市に参加していたのです!!
上の写真は、2018年7月に行われた見本市のNAGATANI(ナガタニ)のブースになります。
管理人WalletLaboは勿論、この見本市に足を運びました!
そして、NAGATANI(ナガタニ)の社長・長谷圭祐氏に、NAGATANI(ナガタニ)について詳しくお話を伺ってきました。
上の写真が、日本が世界に誇るレザーブランドのNAGATANI(ナガタニ)を展開する株式会社ナガタニの代表取締役・長谷圭祐氏になります。(管理人注:長谷社長のご好意で顔出しの許可を頂戴し、掲載しております。転載は固くお断りします!)
こちらで、長谷社長の解説の下、NAGATANI(ナガタニ)の革製品について徹底解説したく思います。
尚、この見本市は2018年の7月下旬に開催されたのですが、8月に新登場の蛇革を使用したパイソンシリーズも展示されていました。
2018年7月現在、公式サイトにまだ載っていない最新情報も含めて、NAGATANI(ナガタニ)の全てをご紹介したく思います。
是非!最後までお付き合い下さい。
NAGATANI(ナガタニ)
長谷社長、今日はよろしくお願いします。
NAGATANI(ナガタニ)の沿革
まずは、NAGATANI(ナガタニ)の歴史について教えて下さい。
NAGATANI(ナガタニ)は1968年創業のレザーブランドになります。
ちょっと待ってください!
1968年創業という事は・・・もしかして今年2018年は50周年という事ですか?
そうですね(笑)、NAGATANI(ナガタニ)は創業50年の歴史を誇るブランドとなります。
それは凄い!まずはお祝いを述べさせて下さい!
おめでとうございます!!
有難うございます(笑)
NAGATANI(ナガタニ)の創業から半世紀の歴史
NAGATANI(ナガタニ)は私の父、長谷信義が創業者で、私で二代目になります。
元々はOEM・受注生産のメーカーでした。
OEMという事は、他社ブランドの製造をなさっていたのでしょうか?
はい、創業当初は東京/銀座の超高級店や、大手アパレルメーカーのハンドバッグ(ブティック向けの商品)を作る事から始まりました。
その後、自社内にデザイナーを置き、企画も提案できるODMとなり、NAGATANI(ナガタニ)という自社ブランドを立ち上げ、年4回、海外での展示会に輸出する様になりました。
創業5年目から、海外のタンナーやデザイナーと取引する様になり、特にイタリア・フィレンツェのデザイナー、ロベルト・ジャンニーニとデザイン契約した事が、NAGATANI(ナガタニ)の飛躍のきっかけとなりました。
元々はハンドバッグメーカーだったのですか?
はい、最初はレディースのハンドバッグ中心でした。
財布は15年前位から作り始めましたが、比率としては今尚、85%がハンドバッグになります。
NAGATANI(ナガタニ)の拘り
NAGATANI(ナガタニ)の拘りについて教えて下さい。
NAGATANI(ナガタニ)で使用している世界最高の革
まずは何と言っても素材、原材料になりますね。
NAGATANI(ナガタニ)のフラッグシップで使用している革は、ドイツのWEINHEIMER社のシュリンクレザーになります。
この革はエルメス(HERMES)のトゴと同じ素材、文字通り、世界最高の革になります。(管理人注:エルメスのトゴとは、いわゆるバーキンといったエルメスのフラッグシップになります。)
上の写真が、エルメスのTOGOと同じ素材で作られたNAGATANI(ナガタニ)のオーダーメイドで作られたハンドバッグになります。
エルメスが好きな方でしたら、『ん?バーキンの新作??』と思ってしまうのではないでしょうか。
一流ブランドとされる既製品に飽きを感じる方を中心に『人とは違ったものを持ちたい。しかし品質やデザインも良いハイエンドな商品を持ちたい。』といった理由で、海外でNAGATANI(ナガタニ)が人気なのも納得です。
NAGATANI(ナガタニ)流、一人一本製作の拘り
NAGATANI(ナガタニ)の製作における拘りが、NAGATANI(ナガタニ)流とも言える一人一本製作になります。
NAGATANI(ナガタニ)では、オーダーメイドのハンドバッグを、一人の職人が裁断から縫製まで、全て一人で作って仕上げているのです。
一般的にはライン生産といって、革を裁断する係、持ち手を作る係、縫製する係等、10人位の職人が自分の担当の部分のみを製作し、組み立てています。
ライン生産は効率的では有るのですが、全体の美しさを比べた場合、10人が自分の部分のみを担当したモノと、一人で最初から最後まで全てを作り上げたモノでは、完成度は大きく違います。
全てを一人の職人が造り上げるNAGATANI(ナガタニ)流は、生産性は伴いませんが、世界と張り合う為には必要な拘りであり、品質には絶対の自信を持っています。
実際、オーダーメイドで注文頂き、その商品が届いた次の日に、再びご注文頂くというケースも有るんですよ。
NAGATANI(ナガタニ)で使用している極上のレザー
NAGATANI(ナガタニ)がメインで使用しているドイツのWEINHEIMER社の革は、エルメスでも使用しているとの事ですが、このワインハイマー社に関して、教えて下さい。
ワインハイマー社は、元々ドイツのワインハイムという所のフロイデンベルク社という大企業のタンナー部門になります。
フロイデンベルク社は、100年以上の歴史を持つタンナーだったのですが、車の部品やIT部門も持つ大企業でも有りました。
この中で、皮のなめしを行うタンナー部門を担っていたホルベッグとクナップという二人が独立し、ワインハイマー社を設立し、現在に至ります。
前述の通り、ワインハイマーのシュリンクレザーは、エルメスでも使用されている非常に上質な革になります。
因みに、NAGATANI(ナガタニ)はワインハイマー社のシュリンクレザーを日本で初めて卸して貰ったブランドになります。
NAGATANI(ナガタニ)の財布
NAGATANI(ナガタニ)の財布について教えて下さい。
NAGATANI(ナガタニ)の財布は2018年7月現在、看板商品のSAHO、メンズ財布のWSTO、ベビーカーフを使用したNANCY、そしてエナメルを使用したNNN1207の4つになります。
一つずつ解説をお願いしたく思います。
NAGATANI(ナガタニ)のSAHO
NAGATANI(ナガタニ)の財布のフラッグシップと言えばSAHO。
因みに、上の写真は私が義母にプレゼントしたSAHOになります。
まずは、NAGATANI(ナガタニ)の財布の看板、SAHOについて教えて下さい。
SAHOで使用している革は、前述のワインハイマー社の極上の革になります。
注目して欲しいのは、NAGATANI(ナガタニ)のアイコンとも言うべき革紐のステッチですね!
シュリンクレザーと革紐のステッチのコントラストが印象的と自負しております。
内装で使用し得いる革は、フランスの世界的名門タンナー、フォトビュー(Fortier Beaulieu)のヌメ革になります。
SAHOは、コンパクトな割に入れる所が沢山有る財布、フリーポケットが充実している財布になります。
いわゆるラウンドファスナータイプの長財布は、ファスナーを閉めると財布が膨らみがちですが、SAHOはボテッとしない様に極力薄く仕上げています。
また、牛革ですので耐久性も抜群です。
NAGATANI(ナガタニ)のWSTO
引き続き、NAGATANI(ナガタニ)のメンズ財布、WSTOについて教えて下さい。
まず、WSTOは何と読むのでしょうか?
アルファベットをそのまま『ダブリューエスティーオー』と呼んでいます(笑)
NAGATANI(ナガタニ)のWSTOで使用されている革は、革マニアの憧れ、シェルコードバンになります。
シェルコードバンについて、簡単に説明すると・・・まず、コードバンというのは馬のお尻の革になります。
お尻の部分の革ですので、一頭の馬から僅かしか採れない事も有り、幻の革、或いは革のダイヤモンド、キングオブレザー等と称えられる希少価値の非常に高い革になります。
そして、そんなコードバンの中でも、世界最高とされるのが、アメリカのホーウィン社のコードバン、通称、シェルコードバンになります。
NAGATANI(ナガタニ)のWSTOで使用しているコードバンは、ホーウィンのシェルコードバンですが、やはりホーウィンのコードバンは世界一ですね!
手にするたびに、素材に惚れ直します。
コードバンというと、一般的には艶やかな事でお馴染みですが、NAGATANI(ナガタニ)では型押しを施し、シュリンクレザー風に仕上げていますよね。
それにより、傷は目立たなくなる様に思いますが、ただ、見様によっては、コードバンの最大の魅力とも言える光沢が失われた様にも思ってしまいます。
NAGATANI(ナガタニ)でシェルコードバンをシュリンクレザー風にしている理由を教えて下さい。
シェルコードバンに型押しを施したきっかけは単純なんです。
仰る通り、コードバンというとスムース(なめらか)、ツルッとした商品しか無かったので、型を打ったらどうなるだろう・・・という遊び心からなんです。
結果、型を打つと素材がしっかりとする、強度が増して傷も目立たなくなる、そしてエイジングで光沢をより感じる様になるので、NAGATANI(ナガタニ)では型押しを施しています。
上の写真は、実際に長谷社長が愛用なさっているWSTOの名刺入れなのですが、天然皮革特有の深みの有る光沢が現れている事、お解り頂けるかと思います。
コードバンの魅力と言えば、やはりハリと艶の光沢!
ただ、いわゆるスムース(なめらか)な革だと、最初に買った状態が一番美しく、あとは傷が付いてそれが目立ち、エイジングというよりは劣化に見えてしまう・・・といった事も起こり得ます。
それ故、傷が目立たない様に型押しし、そして毎日手で触れる事によるエイジングを楽しむのもコードバンの魅力を堪能する1つかな、と長谷社長のお話を伺い、思いました。
NAGATANI(ナガタニ)のメンズ財布、WSTOは、男性向けの拘りも有ります。
まず、男性がポケットに財布を仕舞う事を考え、ポケットが財布で不必要に膨らまない様、極力薄く作っています。
男性の場合、ズボンの後ろポケットやスーツの内ポケットに財布を仕舞う人が多いですよね。
そして、確かにポケットが必要以上に膨らんでいると、着崩れの原因にもなりますし、あまりスマートな印象では無いですね。
WSTOでもう一つ注目して欲しいのがコバになります。
いわゆるコバ塗りは職人の腕の見せ所であり、メンズ財布では特に!コバの仕上がりは見栄えに大きく影響します。
上の写真は、NAGATANI(ナガタニ)のWSTO名刺入れなのですが、断面の部分(解り易い様に一か所を青で囲んでみました。)が黒く塗られているのがお解り頂けるかと思います。
この部分は革を裁断した部分なのですが、この革をカットした断面(切り目)をコバと言います。。
切り目仕様、或いは切り目仕立てと言って、コバをそのままにデザインに取り入れた財布やバッグも有るのですが、そのままにしておくと、繊維がほつれたかの様になったり、或いは割れたり黒ずんだりしてしまいます。
それ故、コバを保護しながら美しく魅せる為に塗料を塗る、コバ塗りが行われます。
このコバ塗りは、職人の腕の見せ所とされており、コバを見れば職人の腕の良し悪しが解る!とまで言われています。
因みに、管理人WalletLaboも以前、『革製品を作ろう!』という体験会でコバ塗りにチャレンジした事が有るのですが、自分の不器用さを思い知らされただけとなってしまいました。。。
コバの磨きと塗り、これは文字通り、職人の腕の見せ所になります。
革を裁断し、切りっぱなしの部分にコバ(水溶性の塗料)を塗ります。
それを磨いて再びコバを塗る、磨いて塗るという作業を10回位繰り返し、ツルツルに仕上げます。
コバは、触ってみてツルツルなのがベストになります。
職人の腕の見せ所としては、もう一つ、張り合わせも知って欲しく思います。
WSTOの内装は、フォトビュー(Fortier Beaulieu)のヌメ革を張り合わせているのですが、この貼り方が下手だと、剥がれてしまうのです!
革の張り合わせが剥がれる事を『パンク』と言うのですが、日本は湿気が多いので、パンクしやすい、革が剥がれ易い環境に有ります。
特殊な接着剤で革を張り合わせ、美しく仕上げる作業も、職人の腕の見せ所になります。
NAGATANI(ナガタニ)のNANCY
引き続き、NAGATANI(ナガタニ)のレディース財布、NANCYについて教えて下さい。
NAGATANI(ナガタニ)のNANCYは、イタリア・Abip社のベビーカーフを使用したレディース財布になります。
一口に『Abip社のベビーカーフ』と言っても、実は幾つかランクが有ります。
NAGATANI(ナガタニ)のNANCYで使用しているのは、トップの素材になります。
最高ランクのモノは発色、そして手触りが違いますね。
Abip社のベビーカーフを使用したNANCYは、毛皮の財布といった感じですよね。
ただ、産毛の様な感じで非常に繊細ですよね。
財布として毎日手に触れる事を考えると、耐久性とかどうなのだろう・・・と思ってしまうのですが。
実は、NANCYは寒い地方の方からの注文が多いんですよ!
ベビーカーフ、毛皮の財布ですので、雪国の方が寒い季節に少しでも手のぬくもりを失わない様に、との思いで購入なさる様です。
成程!私自身も東北の人間ですが、冬場などは財布や硬貨が氷の様に感じる事が有ります。
手がかじかんで、小銭が上手く探せない事を思い返すと、確かに冬場にはお勧めの財布かもしれませんね!
その他、珍しいから、或いは発色が綺麗だからという理由でお求めになるお客様も少なくないです。
用途としては、パーティーの時などに、アクセサリーの様な魅せる財布として使える逸品でも有りますね。
NAGATANI(ナガタニ)のNNN1207
引き続き、NAGATANI(ナガタニ)のNNN1207について教えて下さい。
まず、読み方なのですが、アルファベット読みで『エヌエヌエヌ』と読むのでしょうか?
或いは『スリーエヌ』と読むのでしょうか?
特に決めて無かったんですが・・・スリーエヌは良いですね!
『スリーエヌ1207』と呼ぶ事にしましょう!
え?決まって無かったんですか??
それで、私が読んだ『スリーエヌ』でいいんですか?
はい、スリーエヌが良いです。
スリーエヌ1207としましょう!決定!!
・・・社長さんが仰るなら・・・ネーミングに携わった様で私は嬉しいですけど。
(*⌒∇⌒*)テヘ♪
スリーエヌ1207は、実は私が素材に一目惚れして作った財布なんです。
エナメルのウェーブ加工が施されているのですが、この陰影と立体感に魅了されてしまいました。
確かに、印象派の絵画の様なグラデーションであり、まるで海岸の浅瀬を切り抜いたかの様な、水面の様にも見えますね。
通常のエナメルも勿論美しい、綺麗ですが、どうしても平面的ですよね。
ですが、スリーエヌ1207はエナメルの美しさに陰影と立体感を併せ持った、究極の美しさと惚れ込んでいます。
NAGATANI(ナガタニ)のPYTHON~2018年8月登場の新商品~
冒頭でも述べましたが、今回の見本市は7月下旬に開催されたのですが、8月に新登場する蛇革を使用したPYTHONも展示されていました。
公式サイトでもまだ案内されていない新商品を知り、そして実際に見て手にする事が出来るという、これぞまさに見本市の醍醐味!
PYTHONについても長谷社長に伺ってきました。
2018年8月より登場するNAGATANI(ナガタニ)のPYTHONについて、教えて下さい!
2018年8月より販売開始のPYTHONは、蛇革・ダイヤモンドパイソンを使用したユニセックスの財布となります。
ダイヤモンドパイソンは、ワシントン条約で商業目的に流通可能なヘビ類の中で最大かつ優美なダイヤモンド柄の模様が特徴の天然素材です。
熟練した職人が丁寧に何日もの時をかけ、特殊薬剤を用いてソフト感のある革に鞣し上げていきます。
その後、下染め染色に入ります。
PYTHONシリーズには、パウダーとリーフの2種類有るのですが、パウダータイプでは、染め上がったパイソン革に仕上げ専門の技術者が手作業にて何度も手をかけてムラ感と風合いを作り上げていきます。
とても感性が求められる仕上げです。
ベースの色により暖かさを感じる春のイメージや雪の残る冬のイメージまで想像できる仕上げを表現してみました。
上の写真が、PYTHONパウダーですが、白い粉の様なモノが鱗の部分に見えるの、お解り頂けるかと思います。
PYTHONリーフでは、染め上がったパイソン革に仕上げ専門の技術者が手作業にて鱗にバインダー(接着剤)をムラに塗ります。
その後、箔(フィルム)を貼ります。
最終仕上げでパイソン革の鱗と同化し、角度により太陽の光で揺れている葉のイメージになるように箔を落としていきます。
箔(フィルム)は、使用方法、摩擦により落ちていきます。
上の写真がPYTHONリーフなのですが、水面の様な光沢が有る事、お解り頂けるかと思います。
この光沢は、角度を変える事で太陽の光で揺れている葉の様な、まるで木漏れ日の様な印象を与えてくれます。
蛇革は原皮が薄いので、スポンジを入れて耐久性を高めています。
管理人注:後日、ナガタニより正式に蛇革の財布が発売されました。
当サイトでは、再び長谷社長にヘビ革の魅力について解説してもらっています。
こちらの記事も、参考にしてみて下さい。
ヘビ革の財布に魅力について、魅力について、ナガタニの社長・長谷圭祐氏が徹底解説!
NAGATANI(ナガタニ)のバッグ
NAGATANI(ナガタニ)のバッグについて教えて下さい。
NAGATANI(ナガタニ)のバッグは大きく分けて、カラーセレクトオーダーと既製品の2つに分けられます。
NAGATANI(ナガタニ)のカラーセレクトオーダーOAF
NAGATANI(ナガタニ)のカラーセレクトオーダーOAFは、革の色が10色、金具が3色、更にステッチの色を掛け合わせて、自分の好みでオーダーして頂く受注生産品になります。
因みに、オーダー頂いてから完成まで2か月程お時間を頂戴し、NAGATANI(ナガタニ)の選ばれた一人の職人が細部に至るまで、全てを一人で製作します。
上の写真が、カラーセレクトオーダーで選べる10色の革の見本になります。
バッグの型は決まっていて、革の色と金具の色、そしてステッチを自分の好きな色をチョイスする、自分の好きな色で仕上げられるのが特徴です。
そして、前述の通り、一人の職人が最初から最後まで全てを作る一人一本生産になります。
革の選定から裁断・縫製、各々の行程を、熟練の選ばれし職人が注文下さったお客様の為に、世界に一つのバッグを作り上げ、出来上がりはライン生産よりも美しく仕上がります。
また、持ち手にヌメ芯を入れたり等、耐久性にも拘っており、形も崩れにくく、一生使える品を提供していると自負しています。
NAGATANI(ナガタニ)のEMMA
カラーセレクトオーダーと同じ素材、ワインハイマー社のシュリンクレザーを使用した既製品のEMMAは、上品な雰囲気でエレガンスさを保ちながらも機能性も抜群で、ナガタニの人気商品です。
働く女性を意識して作り上げており傷が目立ちにくく、革の風合いの良さを楽しめます。
ラグジュアリー感な雰囲気を持ちながら、収納力・扱いやすさといった使い勝手も抜群です。
NAGATANI(ナガタニ)を贈られた方
今回、NAGATANI(ナガタニ)が出店していた見本市に参加し、発表前の新作を手にする事が出来、それこそが見本市参加の醍醐味と書きました。
もう一つ、見本市参加の醍醐味が、社長と直談判出来るという事でして、ワタクシ、長谷社長にお願いしてきました。
長谷社長!
1つお願いが有ります。
以前、私が御社に伺った際、NAGATANI(ナガタニ)で依頼を受けて作られたという謹呈品の写真が飾ってあったのを写真に撮らせて頂きました。
その写真を私のサイトで紹介させて頂けないでしょうか?
(; ̄△ ̄)エッ・・?
あの写真ですか・・・?
(;´・ω・)ウーン・・・
NAGATANI(ナガタニ)のバッグを米ファーストレディーや皇室の方々が使っていると書いても、やはり文字だけでは伝わりきらず。
可能でしたら、何卒お願いいたします。
(;人;) オ・ネ・ガ・イ
そこまで言うなら・・・では特別に。。。
(⌒o⌒)b♪~♪やった~!
有難うございます!!
という訳で!
以前、NAGATANI(ナガタニ)本社にお邪魔した際に撮らせて頂き、ずっとフォルダに大切に仕舞っておいた秘蔵のコレクション、とっておきの写真をご紹介します!
転載厳禁!
念の為、写真にはウォーターマークを入れさせて頂きます。
NAGATANI(ナガタニ)を愛用する高貴な方々
上の2点は、クリントン大統領就任祝で贈るべく製作されたバッグになります。
つまり・・・ヒラリー クリントン女史がお使いあそばされる為に製作され、謹呈されたバッグ!
ファーストレディーとなると、手に持つバッグも注目されますからね!
特別に製作された逸品となるのも納得です。
ヒラリーがトランプに負けていなければ・・・大統領のハンドバッグとなっていた訳ですね!!
こちらはゴア副大統領の就任祝で贈るべく製作されたバッグになります。
こちらは三笠宮妃殿下に贈られたバッグ。
そしてこちらは紀宮様に贈られたバッグ。
この他にも、雑誌や新聞の記事の中で、皇室の方がNAGATANI(ナガタニ)のバッグを持っている写真の切り抜きなども見せて頂きました。
こうして見てみますと・・・やはりオーラが違いますね!!
NAGATANI(ナガタニ)はまさに!上質を知る人が使うブランド、違いの解る人が持つブランドなのです!!
因みにですが、高貴な方の為の製作を請け負っている長谷社長は、ご自身でNAGATANI(ナガタニ)の製品をご家族にプレゼントなさった事は有りますか?
勿論、有りますよ(笑)
嫁にSAHOとハンドバッグを、義母にショルダーバッグをプレゼントしました。
バッグはいずれもカラーセレクトオーダーで、本人に自分の好きな色で選んで貰い、オーダーしました。
NAGATANI(ナガタニ)の価格
見本市では社長さんに直接お話を聞くチャンスですので、NAGATANI(ナガタニ)の原価率という踏み込んだ部分も聞いてきました。
差支えなければ、NAGATANI(ナガタニ)の原価率を教えて頂く事は可能でしょうか?
そうですね・・・具体的な数字は企業秘密なのですが、ただ、例えば同じワインハイマー社の革を使用しているハイブランドと比べると、何倍もお得なのは確かです。
一般的に、一流ブランドと称されるメーカーの製品は、原価率が10%以下とされています。
デパート等で販売している一流ブランドの場合、手数料として売上の半分が取られるので、宣伝費などと併せて原価率が低くなるのは仕方が無い事だとは思います。
ですが、NAGATANI(ナガタニ)では製造直販に徹していますので、原価率はかなり高い数字となっています。
知名度では劣っても、拘って作っていますので、非常にお買い得と思っていますし、実際、買って次の日に2つ目のオーダーを頂戴する事も有ります。
※NAGATANIの製品の価格ですが、ヨーロッパ産の天然皮革を使用している為、レート等の関係で変更になる場合が有りますので、公式サイトでご確認下さい。
ウチの義母様からヒラリー・クリントン、更には日本の皇室の方までが持つNAGATANI(ナガタニ)。
日本が世界に誇るレザーブランドのNAGATANI(ナガタニ)について、更に詳しくは↓↓公式サイトにて