COCOMEISTERで使用されている革素材、マットーネの紹介です。

皮革文化の国、イタリアが世界に誇るレザーのマットーネ。
こちらで、ココマイスターで製品化しているマットーネのメンテナンス、お手入れを含め、イタリアンレザーのマットーネの魅力について解説します。
マットーネとは?
マットーネとは、イタリアのカーフ(子牛の皮)を使用し、ガゼインという加工を施した革のことを言います。
沢山のオイルを手作業で塗り込んでいる為、マットーネを使用した財布などは、半年程使用すると、美しい光沢が出てきます。
また、牛が生前につけた傷やシワなど革本来の表情が出やすい革でもあります。
マットーネに触れてみると、子牛の皮を使用している為、触り心地はとても柔らかくしなやかです。
何よりマットーネには艶があり、ツルツルした感触があります。
1000年もの歴史を持つバケッタ製法で作られた革に、卵白を原料に使用する「カゼイン加工」で艶を出しているのが特徴です。使い込めば使い込むほど、革らしい経年変化が見られ、存分に経年変化を楽しむことが出来ます。唯一無二の個性ある表情を醸し出す、非常に美しい皮革です。高品質な革を作ることをコンセプトとしているタンナー「CONCERIA CARRO BADARASSI」が、時間とコストがかかることを承知の上で必要なレシピを使い、作り上げています。適度なシボ感が醸し出す光沢ある吟面の表情は、1つ1つに表情豊かで、牛が生きていた頃についた傷がそのまま残されています。バラ傷やトラ(シワ)や血筋の跡など、天然皮革の証とも言える特徴です。
マットーネの特徴
革素材、レザーとしてのマットーネの特徴です。
革本来の表情でありながら光沢感がある
マットーネは革本来の表情である、バラ傷、トラやシワなど天然皮革の証とも言える表情を持ちながら、カゼイン加工という製法により独自の光沢感を併せ持っています。一般的な染料仕上げの革は、革本来の表情を維持していくと、光沢感はあまり出ず、マットな風合いになります。ですが、マットーネは始めから光沢感があり、使うごとに味を増していくように作られています。
革製品としての扱いやすさ
革にたくさんのオイルが含まれているため、乾燥しにくいです。また、普段使用することもメンテナンスとして機能します。革製品はメンテナンスが必要なものが多いですが、マットーネは比較的楽な分類に入ります。ただし、水には弱いので注意が必要です。
マットーネの経年変化
マットーネ=MATTONEは、イタリア語でレンガを意味します。
レンガを積み重ねる様に、月日を重ねる中で、日々変化する表情や、所有者だけが見る事が出来る唯一無二のエイジングを堪能出来る、極上のレザーになります。
皮革の経年変化を堪能できる
マットーネは植物タンニンで鞣した牛革にオイルをたっぷり時間をかけて染み込ませていく、バケッタ製法で作られています。一旦染み込ませたオイルは抜けにくく、使い込んだ時に独特の光沢が出て、段々と色の深みを増していきます。
マットーネのお手入れ
マットーネの一番のメンテナンス方法は日々使用することです。繊維をほぐしオイルを移動させ、手の脂により表面がコーティングされます。普段のメンテナンスで、気になる方はコロニル・シュプリームクリームを2週間に1回程度、表面と裏面に塗ると、表面がコーティングされます。必ず端でパッチテストを行ってください。雨天の日は、防水スプレーが有効です、コロニル・ウォーターストップスプレーは、皮革にも使える防水スプレーですので、おススメです。
マットーネの財布
マットーネを使用した財布をご紹介します。
マットーネ ラージウォレット
上の写真は、ココマイスターの社員さんの財布で、マットーネ ラージウォレットになります。
ココマイスターのマットーネ ラージウォレットを、掘り下げて解説しているページはこちら⇒⇒⇒マットーネ ラージウォレット~ココマイスターの社員さんの財布~
マットーネ マルチパース
上の写真は、ココマイスターの社員さんの財布で、マットーネ マルチパースになります。
ココマイスターのマットーネ マルチパースを掘り下げて解説しているページはこちら⇒⇒⇒マットーネ マルチパース~ココマイスターの社員さんの財布~
管理人WalletLaboも愛用
マットーネを使用した二つ折り財布『マットーネ マルチパース』は、実はワタクシ、管理人WalletLaboが愛用する二つ折り財布でもあります。
管理人WalletLaboが愛用するココマイスターのマットーネ マルチパースのレビューはこちら⇒⇒⇒ココマイスターのマットーネ マルチパース
マットーネの編み込みタイプ
ココマイスターのマットーネシリーズには、ノーマルタイプのものと、編み込みタイプの2種類があります。
こちらがノーマルタイプのマットーネ。
そしてこちらが編み込みタイプのマットーネになります。
同じ素材でありながら、受ける印象は大分違うようにも感じます。
この辺が革の魅力でもあるのかも知れませんね。
マットーネ オーバーザウォレット
上の写真も、ココマイスターの社員さんのお財布で、マットーネ オーバーザウォレットになります。
ココマイスターのマットーネ オーバーザウォレットを、掘り下げて解説しているページはこちら⇒⇒⇒マットーネ オーバーザウォレット~ココマイスターの社員さんの財布~
マットーネの勧め
マットーネは、ココマイスター創業時からずっと使われている、ココマイスターの扱う革素材の中でも定番中の定番になります。
イタリアの名門タンナー、カルロバダラッシ社のなめした極上の革素材、マットーネを、手先の器用さにかけては世界一の日本の熟練職人が縫製したココマイスターの製品は、自分用は勿論、贈物、プレゼントにもお勧めです。
マットーネの価格
ココマイスターのマットーネ素材の値段です。
長財布 | 24,000円~ |
二つ折り財布 | 25,000円~ |
小銭入れ | 18,000円~ |
名刺入れ | 13,000円~ |
パスケース | 12,000円~ |
マットーネ・編み込みタイプの価格表
編み込みタイプは、縫製に手間暇がかかる為に、ノーマルのマットーネシリーズよりもお値段は少し高くなっています。
長財布 | 35,000円~ |
二つ折り財布 | 34,000円~ |
小銭入れ | 22,000円~ |
名刺入れ | 21,000円~ |
パスケース | 21,000円~ |
※価格は時々変わる事が有るので、公式サイトでご確認ください。
ココマイスターの製品を、ココマイスターの社員さんと共に掘り下げて解説しているページはこちら⇒⇒⇒ココマイスターの財布と名刺入れ、カバンをココマイスターの社員さんと共に徹底解説!
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