AYAME ANTICOの長財布、イントルノ ポルタフォーリオのご紹介です。
アヤメアンティーコ(AYAME ANTICO)
アヤメアンティーコ(AYAME ANTICO)は、今年の6月に産声を上げたばかりの新しいブランドながら、若き革製品の匠、菖蒲智氏が立ち上げたメーカーという事、そして、菖蒲氏のイタリアのフィレンツェで革製品を製造・販売してきた経験を下に、厳選したイタリアンレザーを主に取り扱っている事で注目を集めている皮革製品のブランドです。
菖蒲智氏
因みに、上の写真がアヤメアンティーコ(AYAME ANTICO)代表・菖蒲智氏になります。(手になさっているのは、菖蒲さんご自身も愛用なさっている小銭入れ、ポルタフォーリオ・フォルマエッレになります。参考⇒アヤメアンティーコ・菖蒲智氏の財布)
イントルノ ポルタフォーリオ
上の写真は、アヤメアンティーコの長財布「イントルノ ポルタフォーリオ」になります。
シンプルでありながら容量の大きいラウンド型ウォレットのイントルノ ポルタフォーリオは、「シボ」と呼ばれる革表面の皺が特徴のミネルバボックスを使用しています。
ミネルバボックスのシボ
上の写真は、どちらもアヤメアンティーコ(AYAME ANTICO)のミネルバボックスを使用した財布なのですが、「シボ」が多いのと少ないのとの違いを見て頂けるかと思います。
この様に、世界に二つとない表情(シボ)を持つのがミネルバボックスの特徴なのですが、このシボは、使いこむ事によって薄くなり、やがて消えていきます。
シボが消えるほど、深くエイジングするのがミネルバボックスの経年変化であり、艶が出て美しくなる素材なのです。
上の写真は、菖蒲さんが実際に使用なさっている財布なのですが、菖蒲さんが右手に持っていらっしゃる茶色の財布が、イントルノ・ポルタフォーリオになります。(因みに左手に持ってらっしゃるのはポルタフォーリオ・グランデ。菖蒲さんは、会社用と個人用に、二つの長財布を使い分けてらっしゃるそうです。参考⇒アヤメアンティーコ・菖蒲智氏の財布)
イタリアの革業界で「バケッタ」とは、植物の渋成分でなめされた植物なめし革の総称です。ベジタブルタンニンレザーとも呼びます。植物なめしの革はイタリアには数多くありますが、その中でミネルバボックスは、なめしの工程で牛脚の固形脂を大量に投入することが特徴です。この脂は浸透するまでに非常に時間がかかりますが、その分オイルたっぷりの革ができあがります。オイルたっぷりの革は乾燥しにくいため、時間が経ってもひび割れを起こしづらく、深い飴色に変化し、革のコシを保ったまま少しずつ柔らかくなっていきます。
ドラムという巨大な洗濯機のような機械に革を入れ、回転させることで中の突起物にぶつけ繊維をほぐし、柔軟さを生むと同時に、革にシボ(革表面の皺)を出す空打ちという工程を行うことも特徴です。型押しのシボと違い、部位によって現れ方が違いますが、この自然なシボは素朴で風合い豊かな革の証です。
イントルノ ポルタフォーリオのスペック
イントルノ ポルタフォーリオの内装には、ヌバックが使用されています。
ヌバックとは、革の表面(銀面)を擦り、少しだけ起毛させた独特の革です。本来そのまま使用できる銀面をあえて擦るという手間を加えることで、エレガンスな風合いを持たせた高級皮革です。
革の裏面(床面)を起毛加工したものはスウェードと呼ばれます。また、床面をより深く起毛させたものをベロアと呼びます。しっとりしているスウェードやベロアの手触りに対して、ヌバックはサラサラしています。また、指でなぞった箇所だけ起毛部分が寝るため、そこだけ色が変わるのも特徴です。光の受け方によっても色の見え方が変わるため、革にベルベットのような色合いが生まれます。
ヌバックは革の断面(コバ)の処理が難しく、通常はヘリを返して縫いこむヘリ返しという方法が使われます。アヤメアンティーコでは、コバを塗って仕上げるコバ塗りというひとつ上の技法を使用し、さらにその上から丁寧に磨いています。このコバ塗りを美しく仕上げることができるのは、日本の熟練職人ならではの技術と言えます。
イントルノ ポルタフォーリオのカラーバリエーション
イントルノ ポルタフォーリオのカラーバリエーションは、ネロ(ブラック)とマッローネ(ブラウン)の2色になります。
アヤメアンティーコのイントルノ ポルタフォーリオについて、更に詳しくは↓↓公式サイトへGO!!
当サイトでレビューしているアヤメアンティーコのミネルバボックス
当サイトでレビューしているアヤメアンティーコのミネルバボックスシリーズです。
- ポルタフォーリオ クラシコ(長財布)
- ポルタフォーリオ ピエゲーヴォレ(二つ折り札入れ)
- ポルタフォーリオ フォルマエッレ(小銭入れ)
- コペルティーナ リブレリア アンティーカ(ブックカバー)
- ポルタビリエッティ ダヴィジタ(名刺入れ)
- アストゥーチョ ペルペンネ(ペンケース)
- ポルタキアーヴィ レッタンゴロ(キーケース)
- ポルタモネーテ クアドラート(コインケース)
アヤメアンティーコ公式サイト
アヤメアンティーコの製品の値段やカラーバリエーション、ディテールは、予告なく変更になる場合が有ります。
詳しくは公式サイトでご確認下さい。
アヤメアンティーコをより深く知る為に
アヤメアンティーコをより深く知る為に、こちらのページもお勧めです。
アヤメアンティーコを徹底解説⇒アヤメアンティーコ(AYAME ANTICO)
アヤメアンティーコの創業者、菖蒲智氏の財布
アヤメアンティーコの創業者であり、代表の菖蒲智氏の財布をご紹介しています。
菖蒲智氏の財布⇒アヤメアンティーコ・菖蒲智氏の財布
管理人WalletLaboのコレクション
管理人WalletLaboがコレクションしているアヤメアンティーコのレザーアイテムです。
ミネルバリスシオ ポルタカルテ
管理人WalletLaboが愛用するアヤメアンティーコの名刺入れ、ミネルバリスシオ ポルタカルテです。
詳しくはこちら⇒アヤメアンティーコの名刺入れ「ミネルバリスシオ ポルタカルテ」
チントゥーラ ファッタアマーノ
管理人WalletLaboが愛用するアヤメアンティーコのベルト、チントゥーラ ファッタアマーノです。
詳しくはこちら⇒アヤメアンティーコのベルト「チントゥーラ ファッタアマーノ」
チャンベッローネ
管理人WalletLaboが愛用するアヤメアンティーコのキーリング、チャンベッローネです。
詳しくはこちら⇒アヤメアンティーコのキーケース「チャンベッローネ」